CN遺伝子日記帳

技術的な問題への解決策を提案するふりとか同人誌の話とか

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年に見た映画の話

今年見た映画(劇場で見た作品) ガンズアキンボ 愛のコリーダ junk head アンモナイトの目覚め アンドレイ・ルブリョフ サマーフィルムにのって マトリックス レザレクション 幕が下りたら会いましょう 機動警察パトレイバー2 the Movie 4DX2D フラ・フラダ…

スタマスで蘇る幼年期の終り

スタマスをやっているのですが、思ったよりは全然面白いです。最初キャラ紹介がだるいってのはあるけど、ノッてくると案外歯ごたえもある。 ただ、ゲーム内の課題上、一人のキャラにかかりきりになるのは難しい。私だと当然千早に寄って行きたくなるのですが…

天狗の通り道

台風の残していった雨粒が、山道を湿らせ、渓流へと滴る。 ここは高尾山。都民のレジャースポット。京王線で新宿から1時間。短い電車旅の末に行き着く場所で、まさかあんな怪異に出会うとは……。 いや、嘘。そんなわけないじゃん。老若男女、ついでにペットの…

適応的矛盾律連鎖法(暫定案)

私はアイドルである。 私は歌手である。 常々プロデューサーに伝えているこの二つは、確たる矛盾に満ちているのだと、如月千早はふと気づいた。 私は私である。これも時として矛盾する。 私は私でない。これもまた。 相反する感情のもつ忍び寄るような自己矛…

「料理は八宝菜。でも世界は70億宝菜。だってひとりひとりが大切な宝物なのだから」と言ったいけ好かないミュージシャンをサメだらけの海へ放り込んだ・・・夏

日付変更とともに殺害された夏の実況見分にあくせくしていると仕事が終わっていた。調書に私見を書くなと少佐に怒られながら、どうしてディックはポリスマンを物語に描きがちなのか考えていると、出前の火鍋も冷めてしまった。夏。それは国民の妹であり、ビ…

死んでいないことが生きてることじゃない

生存報告です。深い意味はありません。小学生の作文です。 ダイエットは相変わらずやってます。10分のボクササイズ+軽い腹筋+40回の四股では筋肉痛がほぼ来なくなりました。圧倒的成長。でもここから負荷増やすのがめんどいんだよな。 統計の勉強は続けて…

たった一人の冴えないおじさん

金曜日に上司へ休暇宣言をして月曜日は晴れて有給。池袋へ映画を観に行った。シネマ・ロサ。文字通り地下、アンダーグラウンドのスクリーン。 アンモナイトの目覚め 主人公二人が重い。いや重いよアイツら。分かるけど(いや分からんけど)、重いよ君たちの…

先輩と愛のコリーダ

およそ一週間で観た映画の話をざっと。 映画大好きポンポさん 原作知らなかったが某人の話を聞いて観てきた。端的に言って最高。90分に感じられない。いい意味で密度が濃すぎて長く感じた。端々に感じる今敏イズムと、それにとどまらない緻密な計算に基づく…

自家製サラダチキンとワークマン

今週のサラダチキン:冷えた自家製サラダチキンは電子レンジの弱出力を活用すれば固くならずに温められる 12km歩いた。梅雨入り前は散歩が楽しい。 商店街が好きだ。すれ違う人々や店から、ここでの「もしも」の生活を想像するのが楽しい。 銭湯につかった。…

鶏むね肉のハイパボーラ

これが令和最新最適解です。ジップロックに鶏むね肉を2枚詰め、塩麹を放り込み軽くモミモミ。一晩寝かせて低温調理すると最強のサラダチキンが完成。摂氏60度で長めに加熱するのがポイントです。 低GI食品とサラダチキンあとゼリーやら食べて、ちょっとリバ…

ちょっとえっちなおもひでぽろぽろ

当時○学生である。北海道の東も東、サンマの穫れる港町で、僕は友人のKくんと18禁衛星放送のサンプル画面に釘付けになっていた。 「しかし君、恋は罪悪ですよ」とこころの先生は言ったが、多分、「衛星軌道から人類の英知を以って地上へもたらされるエロ動画…

自家製サラダチキンを中心に

低温調理器を久々に動かした。ハナマサで買った2kgの鶏むね肉(国産なのにめちゃ安)からサラダチキンを生成するためである。 最もオーソドックスなレシピは事前の塩振りのみ。あまりつけすぎると塩辛くなる。塩コショウ振っとくとコショウの塩梅もちょうど…

kokoro[dB] -Code:timeEScape- を読んだ

kokoro[dB]の小説本の方を読んだので簡単な感想をば。タイトルだけ列挙ですんません。 雨に唄えば 劇中劇の解釈を巡った三人とPのストーリーがナチュラルな印象。本書全体の呼び水になっており期待感も高まる。 Not all bad 志保もある種のパワーに恵まれた…

【「感謝の気持ち 如月千早」の覚醒エピソード】を読み解く……と見せかけてただ思考を垂れ流す

掲題の通り、先般公開された【「感謝の気持ち 如月千早」の覚醒エピソード】を読んだときの私の頭の中です。 ※引用は一部省略しています 背景: 夜。川の先に高速道路。遠くにライトアップされたスカイツリー。 P: (千早が新しいカメラを買った。撮影の練…

読書記(次回同人誌ネタ帳)

「贈与の系譜学」(湯浅博雄)読んだ。 概要 古代以来の「贈与」について、哲学思想を交えながら読み解いていく。 完璧な贈与は成立せず、仮に何かを贈ったとしても、その埋め合わせを期待する「交換」の意図が混じるという困難(作中の言葉を借りればアポリ…