CN遺伝子日記帳

技術的な問題への解決策を提案するふりとか同人誌の話とか

【「感謝の気持ち 如月千早」の覚醒エピソード】を読み解く……と見せかけてただ思考を垂れ流す

掲題の通り、先般公開された【「感謝の気持ち 如月千早」の覚醒エピソード】を読んだときの私の頭の中です。

※引用は一部省略しています

背景:

夜。川の先に高速道路。遠くにライトアップされたスカイツリー

 

P:

(千早が新しいカメラを買った。撮影の練習に

付き合っていたら、すっかり夜になってしまったな)

 筆者はカメラ設定正直好きじゃないのだけど、まあこうして千早が頼ってくれるなら悪くないな(チョロすぎでは?)

千早(髪に触れながら):

すみません、P。今日は色々と

連れ回してしまって……。お疲れじゃないですか?

 連れ回した?千早の意志で連れ回されたのか。だとしたら疲れるわけないが?

P:

いや、ぜんぜん大丈夫だよ。

千早が楽しかったのなら、なによりだ。

 

千早(頷いて顎に手を当てる):

とても楽しかったです。Pの

おかげで、新しいカメラの操作にも慣れましたし。

 おう!任せとけ!(チョロすぎでは?)

千早(思い返すように目をつむってから、胸の前に手を当てる):

それに、今日はチョコレートを渡すことも

できたので……。素敵なオフになりました。

 チョコレートを渡せたから素敵なオフに!?!?

P:

ありがとうな。

家に帰って、ゆっくり食べさせてもらうよ。

 

千早(首を横に振ってから、上目遣いで拳を握る):

はい。ただ……時間がなかったので手作りではありませ

ん。その代わり、味の心配はないので許してください。

 ちーちゃんのチョコなら鉛が入ってても食べるよウーンもぐもぐ!

P:

はは、手作りでも市販のものでも、千早にチョコを

もらえるのは嬉しいよ。この包装もかわいいな。

 

千早(髪に触れ、上目遣いでこちらをうかがう):

それは……ラッピングしてもらうとき、お店の方に

「本命のチョコレートですか?」と聞かれて。

!?!?

千早(両手を胸の前に置き、少々困り顔):

大切な方にあげるチョコですと答えたら、「では

本命用の包装にしますね♪」と言われてしまって……。

 大切な方?そりゃそうだけど、俺にとっても千早は大切だよ?

 大切を通り越して、最早どんな関係性か分からないぐらい複雑な(cf.拙著)想いを抱いてるし!?

P:

そうだったのか。正直に、仕事で付き合いのある

人に渡すって言えばよかったのに。

  

千早(またたきして目を見開く):

いえ。おかげでしっかり考えられました。

私はこのチョコを、どうして渡したいのか……。

 

千早(目を伏せ少々思慮にふける):

日頃の感謝だけではない、もっと重要な何か……。

言葉にするのは難しいそれを、チョコという形で、と。

 そうです。千早の言う通り、難しい関係なんです。

 プロデューサーとアイドルなんてそんなもの通り越して、男女の愛だって越えて、家族愛だって突き抜けて、ああ、それはなんて状態なんだ?

P(千早、こちらへ視線を向ける):

なんだか難しいな……。その気持ちは嬉しいけど、

俺はただ側にいただけで、特別なことは何も……。

 

千早(しっかりとした視線をこちらへ向ける):

いいえ、それが私には特別だったんです。あなたは、

私のことを信じて、ずっと支えてくれました。

 

千早(髪に触れてから決意をもってこちらを見据える):

私にとってあなたは……Pは、

かけがえのない人なんです。どうか……!

……かけがえのない。

P:

千早……。えっと……、面と向かってそんなこと

言われると、ちょっと照れてしまうな……。

 

千早(大きく体を捻ってから、目をそむけて頬を朱に染める):

そ、そうですね……。自分で言っておきながら、

恥ずかしくなってきました……。

 

千早(微笑んでからこちらをまっすぐ見やる):

でも……、これも私の本心です。どうかこれからも、

私の側にいてください。よろしくお願いします。

なあ、いいのか俺は。赦されるのか。千早のとなりにいることが。いてもいいのか。

無印のお別れコンサートの際、以下のようなやりとりがある。

P:

「ある種の限界を感じているの、俺だけか?

……関係が、ぬるくなってきているっていうか」

 

千早:

「たしかに、そういう雰囲気は、ありますね。

落ち着きすぎて、空気がよどんでいるというか」

この差こそが、アイマス2までと、OFA以降(あるいはアニマス以降)との最大の姿勢の差異であるように思う。別れるか別れないか。そりゃ別れないのがいいのかもしれないが、その関係性は停滞を生みかねない。

今のPと千早の(私と千早と、あるいはあなたと千早の)関係性はどうだろう。

仮に別れても彼女とは意志がある限り出会い続けられるのだ。両者に違いなどないのかもしれない。最も重要なのは、本当の意味で彼女の側に居続けられるか、だろう。

ただ単に言葉に出すだけでもなく、行動を以って示していかなければ……。




(……しまった、勢いに任せるんじゃなくて、千早誕生日にしっかりした文章だせばよかったな)