CN遺伝子日記帳

技術的な問題への解決策を提案するふりとか同人誌の話とか

年末だし今までの同人活動を振り返る 後半戦

 同人活動振り返り後半戦!!!

歌の神さまのバースデイ

cn-idenshi.booth.pm

  • 発行日:2020/11/23
  • 初頒布:歌姫庭園23(大田区産業プラザPiO)
  • フォーマット:文庫判
  • ページ数:326(表紙含む)
  • 印刷所:コミックモール

 多田八史上最大のボリュームでお届けする本作は、2017年初頭に着想し、3年ほどシコシコと書き続けた物語の集大成となっています。もうこの本を上梓できれば同人もアイマスも(!)やめてもいいというぐらいの気合いで臨んでいます。

 歌の存在しない世界と言葉を失った人間というのは、おそらく小説というフォーマットでしか成立し得ないでしょう。そして、如月千早というアイドルに対する言葉でこそ表現可能な結論は、至福と絶望の二律背反を二人称の相手=読み手=プロデューサーに否応なく突き立てるわけです(本当か?)

 千早とP、どちらかが「世界の修繕」を望まなければ『聖なれよ、朋花』に行き着くという設定もあるとかーないとかー。

 当初はISF09で頒布予定でしたが、流行り病の影響で初頒布は歌姫庭園の方になりました。歌姫は一応オールジャンルでしたが、デレシャニのほうがサークル数が多く、ISFがやはり実家のような安心感でした。

 ツイッターで履歴を確認すると、ISF07でプロローグ版をコピー本で頒布していたようで。それだけ前から書いていたため、満を持しての頒布だったようです。

セイレーンはどこへいく?

cn-idenshi.booth.pm

  • 発行日:2022/5/22
  • 初頒布:IDOL STAR FESTIV@L 09(横浜産貿ホール マリネリア)
  • フォーマット:文庫判
  • ページ数:80(表紙含む)
  • 印刷所:プリントオン

 本作から組版をLuaLaTeX+jlreqに移行しました。これがまー便利で便利で……。

 さて、前作でかなりのものを出し切ったので、方向性を変えています。それには形から、ということでカバーがキラキラ仕様。当初は箔押しをやりたいと思っていたのですが、弱小サークルとしては許容しきれない単価になってしまうため、プリントオンさんでホログラムペーパー+白押さえで印刷。千早の肌の部分は白で押さえて、鱗に相当する部分を中心にホログラムを表に出しています。特に瞳の部分は見る角度で印象が変わるのでお気に入りです。

 話の内容は、千早とグサグサと刃を突き立て合っていると幸せだよね~~~って感じです。モチーフは『老人と海』と『人魚姫』でした。

【密着お耳徹底ご奉仕♡】歌姫アイドル・如月千早マイクロビキニメイド姿でプロデューサーにASMR接待するなんて…… (仮)という企画を考えたら、なんか知らんが千早が俺の家に押しかけてきた件。

cn-idenshi.booth.pm

  • 発行日:2023/5/28
  • 初頒布:IDOL STAR FESTIV@L 10(横浜産貿ホール マリネリア)
  • フォーマット:A5判
  • ページ数:28(表紙含む)
  • 印刷所:栄光

 版権物のASMRがDLsiteを席巻してるんだから、アイマスASMRが出てもいいだろ、バンナム! 先に俺が台本書いとくからな! というノリで生まれた本です。

 常夜灯にして一文ずつ脳内再生して寝落ちすることを想定しているので、フォントが大きめ。ASMRやれ!の理念だけではなく、本作は実用書なのです!

永遠の扉

cn-idenshi.booth.pm

  • 発行日:2023/8/13
  • 初頒布:コミックマーケット102
  • フォーマット:文庫判
  • ページ数:172(表紙含む)
  • 印刷所:コミックモール

 発売から20年経った今年、OS対応・ハイレゾ化・フルボイス化されて再登場した『水月GP』に合わせて制作したR-18二次創作小説。

 本編から20年経過した主人公・瀬能透矢が故郷である那波町に戻り、少年時代の自分に出会い、再び「マヨイガ」へ迷い込んでいく……という筋書きです。

 水月は個人的な原点の塊なので、こうして形にできてよかったです。伝統のおしっこもいっぱい出せたしな。

緞帳の垂直縫合

cn-idenshi.booth.pm

  • 発行日:2023/11/19
  • 初頒布:IDOL STAR FESTIV@L 11(東京流通センター
  • フォーマット:A5判
  • ページ数:20(表紙含む)
  • 印刷所:栄光

 ライブレポート風小説。今進めてる千早長編の真ん中当たりを切り取ったようなイメージです。

 時間とともに記憶は風化していくので、それをネガティブなだけではなく、物語として過去改変してやろうと、そういった意気でこれからも進めてまいります。

 表紙のクラフト紙に白印刷は結構お気に入りです。

New Me, Continued...

 さて、これからのお話ですが、前述の通り「緞帳の垂直縫合」をコアにした本は、粛々と進めます。

 一方で次回のISFに関しては朋花本になります(申し込み済み)。

 劇場が炎上します(物理)が、人死とか怪我人はでないです。良心的。本当か? っていうか、アイドルが食われるコンテンツに今さら配慮しなくても

 あと朋花ファンのモブがいっぱい喋る予定です。流行ってるしね!(流行りを間違えて解釈)

 ミリアニ後の同人誌がどのようになるのか……次のISFが楽しみ!