CN遺伝子日記帳

技術的な問題への解決策を提案するふりとか同人誌の話とか

C94感想(桜あんみつ、Pの好みは祭りの響き)

コミケいってないというか、あまり現地に行くつもりもないのですが、なぜか現地でしか入手できない二作品が手元にありまして。感想エントリです。あとネタバレありです。

  • 桜あんみつ(信太派制作所)

名作ADV・水月を思わせるようなジャケット。見かけは個人的に抜群。しかも「もよりの駅子さん」という作品も同時収録されている!?これでこの価格!?いいのか?

200MBの大容量exeファイルを起動。はじめるを選択。軽妙な語り口で次々とパロディを放つ主人公に、どぎついヴィジュアルの友人ポジションオタク。古き良きエロゲーですわ、どう考えても……ん?ジャケットは……?

ヒロインは「あんみつ」というおっぱいの大きな黒髪の女の子と、主人公の幼馴染である「桜」(アイドルオタク・金髪)。

ひょんなことから主人公とあんみつがエレベータに閉じ込められて~というワンシチュエーション物。女の子の怯えてる姿を、やらしいお腹のCGで彩る素晴らしいプロローグでした。

そして……"euphoria"にもどこか似た衝撃のラスト。本編が気になりますね!

他に特筆すべき点としては、主人公の一部パートボイス。原画担当者によるボイパエンディングソング(ん?)。白っぽく発光して出てこない桜(お?)、通り過ぎる謎の幼女と色々盛りだくさん。

……やっぱクソゲーだわこれ

……あらやだ、クレジットされてる。

  • Pの好みは祭りの響き

CN遺伝子のイラスト担当としてもお馴染み、篤信太一(プラチナサイカ)殿の作品。響Pといえば彼のことが真っ先に浮かぶのですが、そんな中選ばれたのが響・このみさん・まつりというある意味謎トリオ。私自身もASとシアター組から謎組み合わせ作るのは大好きです。

前半はギャグストーリーに四コマを挟むというプログレッシブな手法。後半はシリアスに移行してうまくまとめるという、前作の「茜ちゃんと伊織ちゃん」が踏襲された構成でした。

内容に関しては実際に手にとっていただきたいな~というところです。9/30のカラマスのCN遺伝子ブースでも委託を受けているので是非是非。個人的に気に入っているのはまつりの「これが…お馬さんの気持ちなのです」へのツッコミ不在投げっぱなしジャーマンっぷりです。